彼がもう少しでやってくる
私の苦痛を救ってくれる

もうこの苦痛に泣き叫ぶ必要などなく
限られた日々に
駄々をこねる必要などない

手紙は届いたから
あとは彼が来るのを待つだけ

夜よ来ないで

それでも夜が恐ろしいのは
仕方がないのだと
震える身体を抱き
自分に暗示をかける

明けゆく空に輝く明星が
とても眩しく見えたのも、




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