彼がもう少しでやってくる 私の苦痛を救ってくれる もうこの苦痛に泣き叫ぶ必要などなく 限られた日々に 駄々をこねる必要などない 手紙は届いたから あとは彼が来るのを待つだけ 夜よ来ないで それでも夜が恐ろしいのは 仕方がないのだと 震える身体を抱き 自分に暗示をかける 明けゆく空に輝く明星が とても眩しく見えたのも、 <<3 >>5 戻る