“一緒に生きよう”


言われた瞬間は柄にもなく戸惑って、目の前にいた少し緊張したような面持ちの貴方を見た。

その表情が少し可笑しくて、でも言葉の意味を理解すると嬉しくて、少し恥ずかしくもなった。

貴方が“生きる”と言ってくれたこと。

“生きたい”と思うようになってくれたこと。


―――そして何よりも、“私と共に”ということを、選んでくれたこと。


その何もが私にとっては嬉しくて。



それなのに、ねぇ?


「ルーク…ッ!!」


すぐに帰ってきてくれると思っていた貴方は、今、ここで何を思っているの?

こんなに冷たい雪に、時間が止まったように全てを染めて。








雪の温度に冷えてしまった手を握っても、私は涙も零せない。









全てを嘘のように思ってしまいたくなど、ないから。






狭霧さまからの強奪品です!
キリバンのこと言ったら描いてくれました。親切ぅ!
えーとこれは、わたしが書いた《 BAD END 》の挿絵です。
…でも実はこんなシーンはなくて、紗来さんが下の文章も書いてくれました。
こんな幸せそうなのに…!ごめんねティアー!!

あ、はいすいません落ち着きます。
何はともあれありがとう!
いつも無理ばっかり言ってごめんね狭霧さま!


もいっちょ!

狭霧さまのサイトはリンクから旅立てますよ!





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